Huluドラマ 2016年 11月18日(金) 独占配信開始された 「代償 」全6話
その話数ごとのあらすじと原作は伊岡瞬の「代償」を読んだ感想です。(ネタバレ含む)
キャスト
小栗旬/高橋努/淵上泰史/柳英里紗/柳俊太郎/片岡礼子/平田満/石橋凌/堀部圭亮 他
原作は伊岡瞬の「代償」
(※Huluで配信中 2017.9.10 現在、確認)
作品の見どころと期待の声↓ 視聴者・コメントより
「代償」原作:伊岡瞬 感想↓ ネタバレ有。
teikokuさん |
ドラマ,映画,舞台と多数の作品に出演し,様々な役に挑んできた小栗旬さん。そんな彼でもこれまでに経験したことがないような難しい役へのチャレンジとなる作品です。主人公・奥山圭輔は幼少期に受けた仕打ちにより,心に闇を抱いてしまいます。それは,まさに“精神の限界”。そんな状況に追い込まれる様を,小栗さんはどう演じるのか。また,圭輔をそこまで追い込んで行く安藤達也を演じるのは高橋努さん。彼の演技にも期待が高まります。
第1話あらすじ 「過去」
敏腕弁護士として活躍している奥山圭輔(小栗旬)は、同僚の白石真琴(高梨臨)との交際も順調で平穏な日々を送っていた。ある日、彼に一通の手紙が届く。差出人は強盗殺人事件の容疑者・安藤達也(高橋努)の義母、道子(片岡礼子)だった。文面には達也の弁護を引き受けて欲しいとあり、圭輔は強烈な吐き気と共に凄惨な過去を蘇らせる。圭輔と達也のあいだにある過去の因縁とは・・・。
第2話あらすじ 「正義」
真琴(高梨臨)を守るために達也(高橋努)の弁護を引き受けた圭輔(小栗旬)。無罪にするための材料を探すふりをしながら、達也の犯罪を確証する手立てがないかを思案する。しかし周りからの達也の評判はとても良く、皆口を揃えて彼の無罪を主張するという事態。焦った圭輔は思いもよらぬ行動にでる・・・。
達也(高橋努)の指紋を付けた凶器を犯行の証拠にする企みが失敗し、圭輔(小栗旬)は動揺を隠せないでいた。そんな中、中学の同級生だったジャーナリストの諸田寿人(淵上泰史)から、弁護側から証人喚問する予定の佃紗弓(柳英里紗)が何度か道子(片岡礼子)の店に出入りしていると告げられる。達也と紗弓の関係に不安をぬぐえない圭輔だが、ついに達也の裁判がはじまる・・・。
達也(高橋努)と紗弓(柳英里紗)の策略によって、偽証強要の疑いを掛けられてしまった圭輔(小栗旬)。紗弓に中学時代のレイプ事件の加害者としても名を挙げられた彼は報道陣に追われるようになり、事務所の退所を余儀なくされた。圭輔の部屋を訪れた寿人(淵上泰史)は一枚の謄本を圭輔に渡す。そこに書かれていた衝撃の事実とは・・・。一方、達也の魔の手は真琴(高梨臨)にまで迫っており、悲劇が訪れる・・・。
慎次郎(石橋凌)が殺害され、すぐに犯人が逮捕されるが、圭輔(小栗旬)は達也(高橋努)が確実に慎次郎の死に関わっていると主張する。だが達也は悲しみに暮れる真琴(高梨臨)に寄り添い、真琴も圭輔と距離をおいてしまう。また、達也に騙されていたと気づいた紗弓(柳英里紗)から、門田(川瀬陽太)が何かを証拠に達也を脅していたと聞かされる。圭輔は寿人と紗弓と協力して達也の数々の罪をあばこうとするのだが、さらなる悲劇が待っていた・・・。
寿人(淵上泰史)殺人未遂の容疑で警察に追われる圭輔(小栗旬)。スナック「たっちゃん」では達也(高橋努)と圭輔の義父・吉田肇(平田満)が、達也を説得しようとするが・・・。一方、圭輔の無罪を証明しようと動く真琴(高梨臨)の前に、圭輔が現れる。真琴に達也を断罪するための資料を渡し、自分にはまだやることがあると告げる。圭輔と達也が対峙するとき、戦慄が走る最悪の結末を迎える・・・。
wasabi4085さん |
「代償」原作:伊岡瞬 の感想 ネタバレ注意。結末まであり。
この本の感想は一言で言えば達也のサイコパスが凄いです。この一言に尽きます。昔から悪事を犯しながら自分は主犯の証拠がないので犯人ではないとされていたのです。
この本は、2部に分かれており1部は幼少期の圭輔と達也の2人の話で2部は成人してからの2人の話です。
1部目は、不注意で火災を起こした圭輔(この時点では、圭輔自身が起こしたことはわかっていません)は両親を亡くし、遠い親戚の安藤家に引き取れれます。しかし、そこで圭輔は人間らしい扱いはしてもらえません。中学時代になり達也は徐々に悪事を働きます。このあたりで段々と達也に対してイライラして来ます。その時圭輔は耐えららないことが起こり、卒業と同時に安藤家を出ます。そこで1部は終了となります。1部の内容だけでも中学生がここまでやるかと考えてしまいます。悪事を働くに関しては東大レベルです・・・。現実問題こんな中学生はいないです。というより親の道子がクズすぎます。子は親の背中を見て育つとはまさしくこういうことをいうんのではないですかね。
2部は圭輔は弁護士になります。しかも司法試験一発合格です。凄いです。ある日、圭輔を指名で弁護依頼が来て、そこで達也と再会します。ここで達也との会話を読む限り達也は何も変わっていません。というより悪事さが増してます。ハーバード大レベルです。最初は断るつもりであった圭輔ですが、ゆすられ結局は弁護を引き受けます。そこは思い切って断れよと思いましたが、結構なゆすりネタでした。達也が逮捕された罪名は強盗致死ですが、達也にはその時間、ネットで生配信していたという確実なアリバイがありました。色々圭輔も裁判戦略を練りますが、ことごとく達也に翻弄させられます。達也が2枚も3枚も上でした。
しかし、旧友の再会で話は急展開します。旧友は昔の未解決事件のライターをしているらしく、そこから過去に働いた達也たちの悪事がわかって来ます。ここに来て予想だにしなかった展開です。そして展開も一気に早くなります。最終的に安藤道子と達也は過去の罪を判明し、達也たちを追求します。過去のひどい扱いのリベンジです。が達也たちはどこ吹く風です。神経は相当しぶといです。しかし、最後は自殺を図りますが死に切れません。
残りの長い年月しっかりと自分の犯した罪を償うべきだと思う結末でした。
【本作品の配信情報は2017年9月10日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはホームページもしくはアプリをご確認ください。】
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